コーヒー編の最初は、ペーパードリップでコーヒーをいれる方法をご紹介します。
ペーパードリップでいれるには、最低でも以下の器具が必要です。
ペーパードリップに絶対必要なもの
① ドリッパー
② ペーパーフィルター
ドリッパーは、プラスチック製のものや陶器製、ガラス製が一般的ですが、最初は安価なプラスチック製のもので十分です。
ペーパーフィルターは、ドリッパーと同じメーカーでドリッパーの大きさに合ったものを購入することをおすすめします。
その他にも以下の器具があると、コーヒーのドリップがしやすくなります。
ペーパードリップを続けたい人が必要なもの
③ コーヒーミル
④ ドリップポット
⑤ コーヒースケール(キッチンスケール+キッチンタイマーでもOK)
⑥ クッキング温度計
コーヒーミルが無くても、挽いた豆を購入すればコーヒーをいれることはできます。
ですが、コーヒー豆は挽いた直後から香りがどんどん抜けていきますので、できればコーヒーを淹れる直前にコーヒー豆を挽きましょう。
コーヒーミルは安いものであれば2,000~3,000円くらいで購入できますので、ぜひコーヒーミルを手に入れて自分で豆を挽いてみてください。
ドリップポットは無くてもペーパードリップはできますが、あると格段にコーヒーを美味しくいれることができますので、ぜひ揃えていただきたい器具です。
コーヒースケールは、最初はキッチンスケールとタイマーで代用可能ですが、本格的にコーヒーを始めるならばぜひ揃えてみたい器具です。
また、豆を量るときも毎回正確に同じ分量を量ることができます。
正確なお湯の温度でコーヒーをドリップすることは、とても大切です。
コーヒーは温度によってだいぶ風味や味わいが違ってきますので、クッキング用の温度計があれば好みの温度で毎回ドリップをすることができます。
いつかは揃えたいもの
⑥ メジャースプーン
⑦ コーヒーサーバー
コーヒーサーバーとメジャースプーンは他のもので代用できますので、あっても無くてもかまいません。
焙煎豆をメジャースプーンで量る人もいますが、豆の大きさによって重さがだいぶ違ってきますので、スケールを使うほうがおすすめです。
私は、コーヒーを取り出すときに使うスプーンとしてメジャースプーンを利用しています。
それでは一般的なペーパードリップの手順を具体的にご紹介します!
ペーパードリップの手順(2杯分)
コーヒー焙煎豆 20g
お湯 90℃前後
① 豆の状態であれば、コーヒーミルでグラニュー糖くらい~それよりもやや粗めくらいに挽く。お湯を沸騰させておく。
② お湯が沸騰したら、コーヒーサーバー、コーヒードリッパー、コーヒーカップにお湯を入れて温めておく。器具が温まったらお湯は捨てておく。
③ ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、挽いた豆を入れて、サーバーの上に置く。
ドリッパーを軽くゆすって、セットした豆の表面を平らになるようにする。
④ ドリップポットにお湯を移して、温度計で90℃前後の好みの温度になるまで待つ。
⑤ お湯が数滴サーバーから落ちるくらいの分量のお湯を入れて粉全体を湿らせ、20~30秒くらい待ってコーヒー豆を蒸らす。
⑥ 4~6回くらいに分けて「の」の字を書くようにお湯を投入する。フィルター部分には直接お湯をかけないようにする。
⑦ サーバーの目盛りの2杯分のところまでコーヒー液が溜まったらドリッパーを外す。お湯は最後まで落とさなくても良い(湯量はおよそ300ml)。
⑧サーバー内のコーヒーを軽くかき混ぜてコーヒー液を均一にし、コーヒーカップに注ぐ。
以上がペーパードリップでコーヒーをいれる方法の基本レシピです。
このレシピを基準にして、味が濃いようであればお湯を足したり、薄いようであれば、次回淹れるときにお湯の量を減らすなどの工夫をしてください。
ちなみに、私が普段飲んでいるペーパードリップのレシピをご紹介します!
(分量は1杯分)
豆 15g
お湯 85℃ 220ml投入
挽き目 グラニュー糖よりもやや粗挽き
ドリッパー ハリオV60
このレシピは、スッキリとコーヒーを飲みたいという人向けだと思います。
コーヒーの味の好みは人それぞれだと思いますので、いろいろと試してみて自分に合ったレシピを見つけてみましょう~♪