ストレートで飲むコーヒーは美味しいですが、たまにはミルクを入れたコーヒーもいいなぁ~と思いますよね。
喫茶店で飲むミルク入りのコーヒーは、カフェオレやカフェラテ、カプチーノなどがあります。
これらは、どのような違いがあるのでしょうか?
今回はこれらの違いを説明し、家庭で簡単に作ることができる美味しいカフェオレに作り方を紹介します!
ミルク入りコーヒーの作り方は、お店によって基準がさまざまであり、明確にコレ!と決められてはいません。
ですが、一般的な目安というものはあります。
まずはカフェオレですが、カフェオレはフランス語で「牛乳入りのコーヒー」という意味があり、基本的なカフェオレはドリップ抽出したコーヒーとミルクを1対1くらいで混ぜたものです。
カフェラテはイタリア語で「コーヒー牛乳」という意味です。
カフェラテの場合はドリップコーヒーではなく、エスプレッソコーヒーをスチームで温めたミルクで割ったものになります。
カフェラテと似たものにカプチーノがありますが、カプチーノはエスプレッソにスチームで温め泡立てたミルク(スチームミルク)を入れたものです。
カフェラテとカプチーノの違いは泡立てた泡の量が多ければカプチーノ、少なければカフェラテというざっくりとしたものがありますが、お店によってミルクの量や泡の量などの違いがあります。
ですので、カフェラテとカプチーノの定義はお店によって違うものだと認識しておいたほうがいいでしょう。
美味しいカフェオレを作るポイントは、ミルクの味に負けないようにストレートで飲むときよりも少し濃いめに抽出することです。
また、深煎りのコーヒー豆を使うとコクと苦みがあるカフェオレができます。
ですが、浅煎りの美味しいコーヒー豆を抽出した少し酸味のあるカフェオレも、最近は人気があります。
コーヒーの抽出は、どのような器具を使っても構いませんが、今回はこれまでで紹介したペーパードリップを使ってコーヒーを抽出して作るカフェオレの作り方を紹介します。
中挽きのコーヒー粉 25g
成分無調整牛乳 130g
90℃前後のお湯 150cc
① コーヒーミルで中挽きもしくはそれよりも少し細目に豆を挽く。お湯は沸騰させておく。
② 牛乳を沸騰させないように、70℃~80℃くらいまで温める。
③ お湯が沸騰したら、コーヒーサーバー、コーヒードリッパー、コーヒーカップにお湯を入れて温めておく。器具が温まったらお湯は捨てておく。
④ ペーパーフィルターをドリッパーにセットし、挽いた豆を入れて、サーバーの上に置く。
ドリッパーを軽くゆすって、セットした豆の表面を平らになるようにする。
⑤ ドリップポットにお湯を移して、温度計で90℃前後の好みの温度になるまで待つ。
⑥ お湯が数滴サーバーから落ちるくらいの分量のお湯を入れて粉全体を湿らせ、20~30秒くらい待ってコーヒー豆を蒸らす。
⑦ 150ccのお湯を2~3回くらいに分けて「の」の字を書くようにお湯を投入する。フィルター部分には直接お湯をかけないようにする。
⑧カフェオレボウルにコーヒーと牛乳を注ぐ。お好みで砂糖を加えてもOK!
濃いめのミルク感がお好きであれば、ジャージー牛乳の使用がおすすめです。
生クリームや特濃牛乳を使うと、コーヒー本来の香りが牛乳に負けてしまうような感じになってしまいますので、私個人の意見ではあまりおすすめではありません。
ホットのカフェオレを作る場合は、必ず牛乳は温めたものを使います。
牛乳を沸騰させるとたんぱく質が固まり、表面に薄い膜ができてしまいますので、膜ができないように沸騰直前くらいで加熱を止めて、ドリップ仕立てのコーヒーと合わせるようにすると美味しく作ることができます。